こんにちはenukuraです。
初心者FXの3記事目です。本日は前記事にも言葉は出てきていたロスカット、証拠金維持率について一緒に勉強していきたいと思います。
証拠金維持率とは？
FXの言葉でよく出てくる証拠金維持率って何なのか分からん
そうですよね。証拠金維持率って言葉がかたくて分かりづらい雰囲気でまくりですよね。
この項では証拠金維持率について一緒に勉強していきたいと思います。
まず、日本のFX会社の多くはレバレッジが25倍まで認められています。
レバレッジってなんですか？？
レバレッジ25倍について例を挙げて説明します。
運用資金が100万円だったとします。この時に100万円分の外貨しか買えないか？というとFXは特殊で違います。
最大のレバレッジが25倍ということは、100万円の資金で、100万×25⁼2500万円分の外貨が買えることいいます。
これがレバレッジです。FXが人気の理由やギャンブルだと思われている理由がここにあります。
上記を踏まえた上で証拠金維持率をこれもまた具体例を挙げて説明します。
1ドル＝100円と仮定します（分かりやすいようにキリのよい数字にしています）
投資資金が100万円とします。
この時、普通に考えると100万円で買えるどるは100万円÷100円/ドル＝1万ドル買えることになります。
この時は、レバレッジがかかっていない、100万円に対して1万ドルは100万円分なので。
この時のレバレッジは１となります。
そして、さっきお話した通り、日本のFX会社のレバレッジ最大25倍です。
レバレッジ25倍だとすると100万円で買える最大のドルは 100万円×25倍 / 100円/ドル = 25万ドル となります。
この状態（レバレッジ25倍）の証拠金維持率を100％と定義します。
とすると、レバレッジ1倍の時の証拠金維持率は2500％となります。
これが証拠金維持率の基本的な考え方です。 つまり以下のようになるイメージです。
レバレッジ1倍 証拠金維持率2500％ ※100万円の資金に対して100万円で運用
レバレッジ5倍 証拠金維持率500％ ※100万円の資金に対して500万円で運用
レバレッジ10倍 証拠金維持率250％ ※100万円の資金に対して1000万円で運用
レバレッジ25倍 証拠金維持率100％ ※100万円の資金に対して2500万円で運用
強制ロスカットとは？
以前の記事にも書かれていた強制ロスカットってなんですか？
基本的な考え方で、証拠金維持率が100％を切ると、証券会社が強制的に決済をします。
この時は、投資側からすると損をすることになるので、ロスカットと呼び、かつ、FX会社が強制的に決済してしまうので強制ロスカットと呼んでいます。
FXはレバレッジと呼ばれる運用資金以上に外貨を買ったり売ったりすることが出来ます。
運用資金以上に取引できるということは、逆に言うと運用資金以上に損をする可能性もあります。
それを防ぐために、最低限必要な資金を決めていて、その最低の資金を切ってしまうとにはFX会社として強制的に決済をして投資家を守ろうということになっています。
具体例で示します。
先ほどと同様に運用資金100万円でレバレッジ10倍の1000万円分のドルを買うことにします。1ドル＝100円とします。
この時、1000万円 ÷ 100円/ドル ＝ 10万ドル買うことになります。
この時の証拠金維持率を計算してみます。
レバレッジ25倍の時に証拠金維持率は100％だと先ほどお伝えしました。
ということは、1ドル＝100円の時にはレバレッジ25倍だと 100 ÷ 25 ＝ ４円 で買えることになります。
10万ドルだと 1ドル＝4円 × 10万ドル ＝ 40万円 となります。
これはレバレッジ25倍（証拠金維持率100％）で100万円で10万ドル買うと最低40万円必要だということを示しています。
つまり、運用資金100万円が40万円を切った場合、強制ロスカットされるということになります。
ちなみに10万ドルがいくら下がれば100万円が40万円になるかというと、
10万ドル持っていてドルが1円下がると 10万円の損失
10万ドル持っていてドルが6円下がると 60万円の損失ということになります。
先ほど1ドル＝100円と起きましたので、6円より大きく下落、つまりドル円が94円より低くなった場合
FX会社より強制ロスカットされることになります。
この時、手元にいくら残るかというと 100万円 － 60万円 ＝ 40万円 残ることになります。
FXは資金管理が最重要だと考えます。
強制ロスカットされてしまうと、スワップもらい続けることもできなくなるし、資金も減ってしまうし大変だよね。
その通り、スワップ投資ならロスカットさえしなければ毎日金利がもらえるわけですし、
為替って上がったり下がったりの繰り返しなので、一時的に損をしていてもそのうちプラスにもなるはず。
それが耐えられるかどうかがこの証拠金維持率の管理にかかっています。
FXがギャンブルを言うイメージが大きい理由はレバレッジからきていると思っています。
FXは以下に損をしないか、がすべてだと思っています。そういう意味で強制ロスカットは確実に避けなければいけません。
つまり証拠金維持率の管理 ＝ 資金の管理 がすべてです。
これが出来れば、大きく負けることもないと思いますし、長期的に見ればプラスになっていくはずです。
初心者の方に対しての助言としては、最初はレバレッジ５倍以下＝証拠金維持率500％以上でのトレードをしてください。
そこで色々な成功体験、失敗体験をしながらFXについて学んでいただければと思います。
まとめ
本日はFX用語の証拠金維持率と強制ロスカットについて一緒に勉強させていただきました。
少しややこしい話ですが、FXを始めるのであれば、マストで理解をしていなければならない部分です。
知らずに強制ロスカットで資金を溶かす・・・みたいなことが無いよう一緒に頑張っていきましょう。
本日もありがとうございました、enukuraでした。
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